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ビール職人 山田 隆司 コラム

2019年6月号

さあ、ビールを造るぞ -その2-


 前回は桃の時期で、このブログも桜の花を載せてと思っておりましたら、あっという間に2ケ月も更新をせずにきて、流石にこれはあかんと、尻に火が付いた感じで書いております。
花粉症の私でしたが、5月も半ばを過ぎますとすっかり症状も収まり、マスクをしない爽快さを感じながら早朝には新聞を買いに近くのコンビニまで散歩を兼ねて歩き、真面目にお仕事をし、夜は規則正しくビールを呑んでおります。

この2ケ月間は何をしていたかと申しますと、4月は中旬にアメリカのデンバーで開催されたCBC(Craft Brewers Conference)に行き、アメリカのクラフトビールの設備や原材料等の情報収集をしてきました。この間、気温が25℃まで上がっていたのですが、帰国前日には降雪でデンバー空港では100便あまりがキャンセルということに出会いましたが、帰国当日は何とか予定のフライトで無事帰国出来ました。
その翌週は第1回のクラフトに―ルの講習会を開催し、5名の受講者の方にビール造り、開業までの準備事項、鍋仕込、輸入ビールや国産ビールの試飲等をしていただきました。今回は20歳代、30歳代の若手の方が多く、女性の方が3名、男性2名と質問も多く、最初の講習会にしては滑り出し上々といった思いでした。

さて前回のブログでの予告通り、今回は充填作業や官能評価を紹介します。
現在使用している充填設備を紹介します。
炭酸ガスを張った樽に貯酒タンクからビールを充填します。
その際の様子がこの写真になります。




一方、瓶詰めは瓶内の空気を炭酸ガスで置換した後、樽ビールを充填します。その際に使用する器具が写真のPegas Ctaftap3.0という瓶詰め機です。



官能評価はクラフトビール担当者で行っており、原料の麦芽、ホップ及び使用する酵母の影響での香味への影響を評価しています。

それから、4月から毎月1週間で始めている講習会ですが、おかげさまで好評を博しており、興味のある方は参加申し込みをしてください。
詳細はこのホームページを参照してください。8月までは日程が決まっています。

ビールの語源は?Beer(英)、Bier(独、蘭)、Biere(仏)、いずれもラテン語の「飲む」を意味する動詞biereが語源のようです。

プロ―スト(乾杯)